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2022.07.22

家族葬で起こり得るトラブルと対処法、未然に防ぐ方法をご紹介

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こんにちは。近くて小さい家族葬です。

 

皆さんは、家族葬をご存知でしょうか。

家族葬とは、一般葬よりも小さな規模で行うお葬式のこと。

故人とのお別れの時間をゆっくり過ごしたいと考える多くのご遺族が、この形式の葬儀を選んでいます。

 

家族葬にあたって気をつけておきたいのが、家族葬ならではのトラブルについて。

家族葬ではその特徴により、一般葬ではあまり起こらないトラブルが発生する恐れがあります。

トラブルの発生や悪化を避けるためには、喪主やご遺族が起こりうるトラブルについて事前に知って、それに対する防止・対処方法を講じておかなければなりません。

 

そこで今回は、家族葬で起こりうるトラブルと、その対処法・防止策について解説していきます。

家族葬で起こり得るトラブルと対処法をチェック

家族葬は、家族や親族、親しい友人など、生前の故人とごく親しかった人達だけで執り行う規模の小さなお葬式です。

 

家族葬では一般葬と異なり、喪主やご遺族に参列のお願いを受けた人だけが参列します。

そのため、参列者は比較的少なく、喪主やご遺族がその対応に追われるようなことはありません。

喪主やご遺族の負担を軽減し、参列者全員がゆっくりと故人をお見送りできる点は、家族葬の大きなメリットです。

 

とはいえ、この家族葬ならではの特徴だからこそ、トラブルが発生してしまうケースもあります。

 

家族葬は、比較的自由で新しい形の葬儀形式。

それを周囲に受け入れてもらえなかったり、うまく手続きが進まなかったりというトラブルが発生することがあるのです。

 

では、家族葬では具体的にどのようなトラブルが起こりやすいのでしょうか。

ここからは、家族葬で起こり得る具体的なトラブルを挙げ、その対処法をご紹介してまいりましょう。

【親戚・友人・知り合いとのトラブル】

家族葬では、葬儀に対する考え方の違いから、親戚や友人、知り合いとのトラブルが発生することがあります。

具体的には、次のようなトラブルの発生が、可能性として考えられます。

 

  • 希望する葬儀の形式に親戚との相違があった
  • 家族葬への参列をお断りした人や呼ばなかった人からの不満
  • 地域の葬儀のしきたりに関する近所の人からの不満
  • 想定外の参列者や供物、葬儀後の弔問客への対応

 

それぞれのケースについて解説していきます。

希望する葬儀の形式に親戚との相違があった

喪主やご遺族が家族葬を執り行いたいと思っても、親戚にそれを受け入れてもらえないケースがあります。

 

家族葬は参列者が故人とのお別れの時間をゆっくり過ごせる点がメリットですが、一方で「盛大にお見送りしてあげたい」「少人数のお葬式は可哀想」などと考える方も少なくはありません。

 

考え方の相違による親戚とのトラブルを避けるには、葬儀内容についてよく話し合うことが大切。

可能であれば、葬儀の方向性について故人の生前にきちんと決めておくのが理想です。

意見が合わない場合も丁寧な対応で理解を求め、誰かの気持ちがないがしろにならないよう気をつけたいですね。

家族葬への参列をお断りした人や呼ばなかった人からの不満

家族葬の参列者は比較的狭い範囲に限定されます。

そのため、家族葬への参列をお断りした人やお声がけしなかった人から、後日不満を告げられることがあります。

 

このようなトラブルは、事前連絡の際に家族葬で故人を見送る旨とその理由を丁寧に説明することで、避けられることが多いです。

相手に感謝を伝えながら敬意を払った対応を行い、どうしても参列を希望される場合にはそれを受け入れることも検討してください。

 

また、弔問を受け付けている旨を伝え、参列できなかった人の弔いの気持ちを受け取るのも、対処法のひとつです。

地域の葬儀のしきたりに関する近所の人からの不満

地域によっては、葬儀にその地域ならではのしきたりがある場合があります。

これを完全に無視して家族葬を実施してしまい、地域の方とトラブルになるケースも少なくはありません。

 

地域とのトラブルを避けるには、葬儀の前にその地域のしきたりを確認しておくことが大切です。

その上で家族葬を行う場合には、事前に自治会長や近所の方の元を訪れ、その旨を相談しましょう。

 

地域の方とは、その後も長いおつきあいになることが予想されます。

トラブルを避けるため、柔軟な対応を心がけることも重要です。

想定外の参列者や供物、葬儀後の弔問客への対応

先ほどもご紹介したように、家族葬の参列者は、喪主やご遺族が参列をお願いした人だけです。

また、香典や供物を辞退することも多いです。

 

しかし、そのことを知らず、当日お呼びしていない参列者が葬儀に参列したり、香典や供物、供花をいただいたりすることがあります。

想定外の参列者や供物があると、喪主やご遺族に葬儀中の想定外の対応が増え、葬儀の流れが滞る恐れがあります。

 

このようなことを避けるには、事前に「参列をお断りする旨」「香典、供物、供花を辞退する旨」を明確に相手に伝える必要があります。

 

また、弔問の受け付けについても同じです。

弔問を辞退する場合には、事前にその旨を明確に伝えておくことで、後日想定外の弔問の対応に喪主やご遺族が追われることはなくなります。

【菩提寺とのトラブル】

家族葬では、先祖代々のお墓があるお寺・菩提寺(ぼだいじ)との間に次のようなトラブルが発生するケースも。

 

  • 家族葬を受け入れてもらえず、菩提寺と関係が悪化した

 

トラブルの内容と対処法を詳しく見ていきましょう。

家族葬を受け入れてもらえず、菩提寺と関係が悪化した

菩提寺によっては、新しい葬儀の形である家族葬を、宗教観の違いなどにより受け入れないこともあります。

これによって菩提寺との関係が悪化し、その後の法要や納骨を断られたり、納骨したお骨を移し替えなければならなくなったりするケースもあるようです。

 

菩提寺がある場合には、トラブルを避けるため、まずは事前に家族葬の実施について相談するようにしましょう。

決めてから連絡するのではなく、事前に相談することで、大きなトラブルは防ぐことができます。

【葬儀社とのトラブル】

これは家族葬に限ったことではありませんが、葬儀については喪主やご遺族と葬儀社との間でトラブルが発生する恐れもあります。

特に多いトラブルには、次のようなものがあります。

 

  • 請求された家族葬の料金が予想よりも高かった
  • 希望していた葬儀のイメージと異なった

 

順にご説明しましょう。

請求された家族葬の料金が予想よりも高かった

家族葬は小規模な葬儀であるため、一般葬に比べると比較的料金は低くなります。

 

しかし、葬儀社から請求された家族葬の料金が予想よりも高かったと、後日費用面でトラブルになる例は多く見られます。

葬儀には軸となるプランだけでなく、さまざまなオプションがあり、一般の方にとっては費用の全体像が掴みにくくなってしまうことがあります。

 

費用面でのトラブルを避けるには、事前見積もりを取ることが効果的です。

見積もりを見て、その内容に不明瞭な点はないかよく確認するようにしてください。

希望していた葬儀のイメージと異なった

実際に執り行った葬儀が、喪主やご遺族が希望していたイメージと異なったことで、葬儀社との間にトラブルが発生することもあります。

 

希望の葬儀を実現するには、とにかく葬儀社のスタッフとよく話し合うことが大切です。

話し合いには喪主だけでなく、家族や親族も同席し、葬儀のイメージを複数人で共有・確認するようにしてください。

家族葬でのトラブルを未然に防ぐ方法は?

ご紹介したように、家族葬ではさまざまなトラブルが起こる可能性があります。

では、トラブルを未然に防ぐには、どのようにすれば良いのでしょうか。

 

トラブル防止のために心掛けたいのが、次の3点です。

 

  1. 葬儀の形式や内容についてよく話し合う
  2. 家族葬の連絡はマナーを守って行う
  3. 事前見積もり・相談を利用する

 

それぞれ詳しくご説明します。

①葬儀の形式や内容についてよく話し合う

執り行う葬儀の形式や内容については、家族だけではなく親族ともよく話し合う必要があります。

考え方に相違があるにも関わらず、一部の人だけで葬儀の内容を決定してしまっては、トラブルに発展してしまうリスクが高くなってしまうためです。

 

また、葬儀については、なるべく故人の遺志を尊重するようにしてください。

故人の遺志であれば、考え方に相違がある周囲の方にも理解してもらえることが多いでしょう。

②家族葬の連絡はマナーを守って行う

先ほどもご紹介した通り、家族葬に呼ばない方とのトラブルを避けるには、家族葬の連絡のマナーに気をつけることが大切です。

会社関係の人や遠い知り合いなど、家族葬に参列してもらわない方に訃報を伝える時には、家族葬で見送る旨とその理由、そして参列辞退の旨を明確に伝えるように意識してください。

 

これらのことをしっかりと伝えれば、相手が参列できないことに納得してくれる可能性は高くなりますし、当日、予定していない参列者が参列することもなくなります。

喪主やご遺族も安心して葬儀に臨めるでしょう。

 

香典や供物、供花、弔問についても同様です。

辞退する場合は、事前に相手へその旨を明確に伝えておくことで、予定していない香典や弔問に対する喪主や遺族の対応の負担を軽減させることができます。

 

家族葬の伝え方については、「家族葬の案内の伝え方を解説!伝える内容やマナーとは」でも詳しくご紹介していますので、参考になさってください。

③事前見積もり・相談を利用する

ご逝去から葬儀までには、あまり時間はありません。

時間がない中でバタバタと葬儀の内容を決めてしまうと、後から費用や内容の面で葬儀社との間にトラブルが発生する恐れがあります。

 

そこで利用したいのが、葬儀社の事前見積もりや事前相談。

事前に葬儀について葬儀社に相談できれば、葬儀のプランや費用についての理解を深められ、より納得のいく葬儀が実現しやすくなります。

複数の会社で相談や見積もりを行い、比較した上で葬儀社を選ぶことも可能でしょう。

 

事前に葬儀の相談を行うのは心情的に簡単なことではありませんが、全ての人が納得できる葬儀の実施のため、ぜひご検討ください。

 

近くて小さい家族葬でも、葬儀の事前相談を無料で承っております。

葬儀の費用やスタイルなどについて、ご不安なことがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

ご葬儀の事前相談窓口

 

また、家族葬の事前相談に関して、下記のコラムでも詳しくご紹介しておりますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

家族葬は事前相談が安心!メリットや相談の流れもチェック

家族葬のトラブルは事前の対応が大切!マナーにも気をつけて

家族葬では、親族や友人、菩提寺、葬儀社などとの間でトラブルが発生するケースがあります。

故人を見送る葬儀でトラブルが発生してしまっては、ご遺族の間に悔いを残してしまうことにもなりかねません。

 

これを避けるためには、喪主やご遺族が、「よく話し合う」「連絡マナーを守る」「事前見積もり・相談を利用する」などといった方法でトラブルに事前に対応しておくことが重要です。

 

今回ご紹介したトラブルと対処法の例を参考に、関わる人が皆さんが納得できる葬儀を目指しましょう。

 

近くて小さい家族葬では、専門知識を持つスタッフが、24時間365日葬儀に関するご相談を受け付けております。

無料の資料請求やお見積りにも対応させていただきますので、お時間を気にせず、お気軽にお問い合わせください。

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