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2022.09.14

家族葬も喪主の挨拶は必要!タイミングや例文、注意点をチェック

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こんにちは。近くて小さい家族葬です。

 

一般葬では、通夜や告別式、会食の際に、喪主が挨拶を行います。

これは、参列者や親族に感謝の気持ちや労いの言葉を伝えるためのもの。

喪主は遺族を代表して挨拶をし、参列者とともに故人を偲びます。

 

この挨拶は、一般葬よりも規模の小さな家族葬であっても同様に行われます。

では、家族葬での喪主挨拶は、どのタイミングで、またどのような内容で行えば良いのでしょうか。

一般葬と対応は異なるのでしょうか。

 

今回は、家族葬での喪主挨拶のタイミングや内容、注意点について、詳しくご紹介します。

家族葬でも喪主の挨拶は必要!

故人の身内だけで執り行う規模の小さな葬儀を、家族葬と呼びます。

家族葬では、故人の家族や親族、ごく親しい友人などが参列し、アットホームな雰囲気で故人との別れの時間を過ごします。

一般葬のように遠い親戚や会社関係者を呼ぶことは少なく、参列者数が少ないため、喪主やご遺族もゆっくりと故人を見送ることができる点が、家族葬の大きな特徴です。

 

家族葬では、通夜を行わず1日葬にしたり通夜・告別式後の会食を行わなかったりと、一部の儀式を省略することがあります。

 

しかし、喪主挨拶を省略することはほとんどありません。

なぜなら、喪主挨拶は参列者へ感謝の気持ちを伝える重要なものだからです。

 

参列者が家族だけの場合には挨拶を省略することもありますが、基本的には家族葬でも喪主挨拶は必要だと覚えておいてください。

 

とはいえ、家族葬の場合、一般葬ほどかしこまった挨拶をする必要はありません。

喪主を務める方は、葬儀に駆けつけてくれた参列者に向け、心を込めて挨拶を行いましょう。

 

葬儀で喪主は挨拶以外にも、多くの役割を担います。

詳しくは、「家族葬で喪主はどんな役割をする?準備から葬儀後までご紹介」をご一読ください。

家族葬の喪主の挨拶のタイミングとは?内容と例文を紹介

家族葬の喪主挨拶のタイミングや内容は、一般葬とほぼ同じです。

ただし、儀式を省略した場合や地域のしきたりがある場合には、異なる対応が求められる可能性もあります。

 

ここからは、家族葬での一般的な喪主挨拶について、どのタイミングで行うのか、またどんな内容を話せば良いのか、例文を挙げながらご説明します。

喪主挨拶のタイミング

家族葬の喪主挨拶は、次の4つのタイミングで行われます。

  • 通夜
  • 通夜振る舞い(前後)
  • 告別式・出棺
  • 精進落とし(前後)

 

通夜では、僧侶が退場し通夜が終了する前に、喪主挨拶を行います。

 

また、通夜の後に行われる会食を「通夜振る舞い」と呼びますが、喪主挨拶はこの会食の開始・終了時にも行われます。

この時には、当日駆けつけてくださった方への感謝の言葉とともに、告別式の案内も行います。

 

翌日の告別式終了後には、出棺の際に、喪主挨拶を行います。

棺を霊柩車に乗せる前に挨拶を行うか、乗せた後に挨拶を行うかはケースによって異なるため、葬儀社の担当者に確認しておくようにしましょう。

 

火葬後に精進落としを行う場合はその際も挨拶を行いますが、家族葬の場合、通夜振る舞いや精進落としといった会食を省略することも多いです。

 

中には、通夜自体を行わないこともあるでしょう。

このような場合、喪主挨拶は告別式・出棺の際だけというケースもあり得ます。

 

参列者の前で行う喪主挨拶のタイミングは上記4つですが、その他にも、喪主は僧侶や参列者が来られた際の出迎えの挨拶も行います。

喪主挨拶の内容

喪主挨拶は、次の5つのポイントを含めた内容で文章を構成します。

  • 喪主の故人との関係
  • 通夜・告別式への参列のお礼
  • 生前の故人とのお付き合いに対するお礼
  • 故人の生前のエピソード
  • 告別式・通夜振る舞い・精進落としの案内(必要な場合)

 

喪主挨拶で重要なのは、参列者へ感謝の気持ちを伝えることです。

さらに、参列者と故人の思い出を共有できるよう、生前の故人の具体的なエピソードも入れるようにしましょう。

 

必要な場合には、告別式や会食の日時・場所を案内し、最後に再びお礼を述べて、挨拶を締めくくります。

喪主挨拶の例文

前述の通り、家族葬での喪主挨拶は、「通夜」「通夜振る舞い」「告別式・出棺」「精進落とし」の4つの場面で行われます。

ここでは、場面ごとの例文を見ていきましょう。

【例文】通夜の挨拶

本日はご多用のところ、亡き父〇〇の通夜式にご参列いただき、誠にありがとうございます。

生前に格別のご厚情を賜りましたこと、故人に代わり深く御礼申し上げます。

 

尚、明日の葬儀は〇〇斎場で〇時に執り行う予定でございます。

何卒よろしくお願いいたします。

 

(通夜振る舞いを行う場合)

この後、ささやかではございますが、別室にお食事の席を用意しております。

よろしければ、ぜひ故人の思い出話など、お聞かせください。

本日は誠にありがとうございました。

 

(通夜振る舞いを行わない場合)

本来なら、ここでお食事を用意し、故人を偲ぶひと時を過ごしていただくところなのですが、都合によりご用意ができておりません。

何卒ご了承ください。

本日は誠にありがとうございました。

【例文】通夜振る舞いの挨拶

■開始時

本日はご多用のところ、父〇〇の通夜式にお越しいただき、誠にありがとうございます。

皆さまにおいでいただき、〇〇も喜んでいることと思います。

 

ささやかながら、お食事をご用意させていただきました。

お召し上がりになりながら、〇〇の思い出話などをお聞かせいただければと存じます。

それでは、どうぞお時間の許す限り、ごゆっくりおくつろぎください。

 

■終了時

本日は突然のことにも関わらず、〇〇のためにお集まりいただき、ありがとうございました。

皆さまのおかげで、滞りなく通夜式を執り行うことができました。

 

思い出話は尽きませんが、夜も更けてまいりました。

このあたりでお開きにさせていただきたいと存じます。

本日は、遅くまでありがとうございました。

お気をつけてお帰りください。

【例文】告別式・出棺の挨拶

遺族を代表し、皆さまにご挨拶を申し上げます。

私、故人の長男の〇〇でございます。

本日はご多用の中、ご参列を賜りまして、誠にありがとうございます。

皆さまにお見送りいただき、故人もさぞかし喜んでいることと存じます。

 

旅行やスポーツが趣味だった父は、退職後、ご友人方との旅や草野球を何より楽しんでおりました。

このように豊かな晩年を過ごせたのも、ひとえに皆さまのおかげでございます。

 

生前ご厚誼を賜りましたこと、故人に代わって厚く御礼申し上げます。

本日は誠にありがとうございました。

【例文】精進落としの挨拶

■開始時

本日は父〇〇のためにお集まりいただき、ありがとうございました。

皆さまのお力添えにより、滞りなく無事に葬儀・告別式を終えることができました。

改めて、心より御礼申し上げます。

 

ささやかではございますが、精進落としの席を用意いたしました。

お時間の許す限り、どうぞおくつろぎください。

本日は誠にありがとうございました。

 

■終了時

本日はお集まりいただき、誠にありがとうございました。

皆さまより、私どもの知らない父の姿を伺うことができました。

父もさぞかし喜んでいることと思います。

 

ゆっくりとご歓談いただきたいところではございますが、あまりお引き止めするのはご迷惑かとも存じます。

本日は、これにてお開きとさせていただきます。

 

なお、四十九日の法要は〇月〇日を予定しております。

皆さまどうぞお気をつけてお帰りください。

本日は誠にありがとうございました。

喪主の挨拶の注意点もチェック

最後に、家族葬の喪主挨拶で気をつけたい注意点を4つご紹介します。

挨拶は1〜3分以内に収める

葬儀の挨拶は、1〜3分以内に収めるのが基本です。

挨拶が長くなりすぎると後の予定にも影響を及ぼす恐れがあるため、長々と話すことのないよう気をつけましょう。

重ね言葉・忌み言葉は使わない

「ますます」「たびたび」などといった重ね言葉や「死亡」「迷う」などといった忌み言葉は、葬儀の挨拶で使ってはいけません。

これらの言葉の中には何気なく使ってしまうものも多いので、気をつけるようにしてくださいね。

聞き取りやすい話し方を意識する

挨拶は、大きな声で行うのがマナーです。

参列者の中には年配の方もいるので、早口にならないよう気をつけ、ゆっくり・はっきりと言葉を述べるようにしましょう。

宗派の違いに気をつける

宗派によって、避けるべき言葉は異なります。

 

例えば、仏式の葬儀でキリスト教の表現を使ったり、キリスト教式の葬儀で仏教用語を使ったりすることは好ましくありません。

日本の葬儀は仏式が一般的ですが、宗派による言葉の違いには気をつけましょう。

家族葬の喪主挨拶は必要。マナーには気をつけて

故人の近親者だけで執り行う葬儀を、家族葬と呼びます。

家族葬は小規模な葬儀ですが、一般葬同様、通夜・告別式の最後や会食の前後には、喪主による挨拶が行われます。

 

喪主挨拶では、生前の故人のエピソードを交え、参列のお礼や生前の付き合いに対するお礼を述べます。

必要に応じて、その後の会食や法要の案内も行うと良いでしょう。

 

当日スムーズに喪主挨拶を行うためには、事前に挨拶の文章を考え、その内容を確認しておくことが大切です。

特に重ね言葉や忌み言葉は使わないよう気をつけましょう。

 

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