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2022.04.15

家族葬の流れを解説!家族がすべき役割も知っておこう

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こんにちは。近くて小さい家族葬です。

 

葬儀は、大切な人を見送るための儀式。

ゆっくり故人をお見送りしたいと、家族葬を選ばれる方が増えています。

 

この家族葬の流れと一般的な葬儀の流れには、大きな違いはありません。

しかし、家族葬の準備を滞りなく進めるには、その詳しい流れを事前に把握しておくと安心です。

 

そこで今回は、家族葬の流れについて詳しく解説していきます。

ご家族がすべき役割もまとめているので、「何をしなければならないのか」、また「何を葬儀社に任せられるのか」などもご確認ください。

葬儀の祭壇

家族葬の流れについて

家族葬とは、家族や親族、親しい友人を中心に近親者のみで小規模に行う葬儀です。

アットホームな雰囲気でゆっくり故人とお別れの時間を過ごせることから、近年注目されている葬儀形式です。

 

この章では、家族葬の流れについて詳しくご紹介します。

大まかな葬儀の流れは一般葬と変わりません。

家族葬の流れ一覧

家族葬
1日目
① 喪主決定・葬儀社への連絡
② 安置・近親者への連絡
③ 葬儀社との打ち合わせ・葬儀準備
④ 納棺
家族葬
2日目
① 通夜(参列者受付、読経・焼香・説法、喪主挨拶)
② 通夜振る舞い
③ 棺守り
家族葬
3日目
① 葬儀・告別式(参列者受付、読経・焼香、弔辞・弔電の奉読、お花入れ・お別れの儀)
② 喪主挨拶・出棺
③ 火葬・お骨上げ
④ 法要
⑤ 精進落とし・解散

 

ここから、詳しく解説していきます。

家族葬1日目の流れ

まずは、家族葬1日目の流れを確認していきましょう。

喪主決定・葬儀社への連絡

家族葬を執り行うにあたって、まずは喪主を決定します。

責任者として葬儀を仕切る喪主は、配偶者→子供→親→兄弟姉妹という優先順位で担うのが一般的ではありますが、年齢や故人の希望などを踏まえながら、ご家族でよく相談して決めてください。

 

また、病院の安置室には、ご遺体を長く安置することはできません。

葬儀場の安置所や自宅などにお連れする必要があるため、速やかに葬儀社へ連絡し、寝台車でのお迎えを手配しましょう。

 

この時連絡する葬儀社には、そのまま葬儀を依頼するのが一般的です(お断りすることも可能です)。

可能であれば事前相談などを利用し、あらかじめ依頼する葬儀社を決めておくとスムーズです。

 

近くて小さい家族葬でも、事前のご相談を無料で承っております。

お電話やメールでのご相談のほか、会館の見学も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

ご葬儀の事前相談窓口

安置・近親者への連絡

連絡した葬儀社の担当者が、寝台車でお迎えに来ます。

ご遺族も一緒に移動し、自宅で安置する場合には安置場所の指示を行います。

 

ご遺体の運搬やドライアイスの用意、枕飾りの設置などは全て葬儀社が行うので、ご遺族は近親者への連絡や葬儀についてのご遺族内での話し合いを進めていきます。

家族葬に参列してもらいたい親族や親しい友人には、電話で速やかに連絡を行いましょう。

 

家族葬を行う場合は、この時「家族葬である」ことと「他の人に知らせないでほしい」ということを相手に伝えるようにしてください。

なぜなら、家族葬は連絡した人のみに参列してもらう形の葬儀だからです。

忌引き休暇取得のために会社や学校へ連絡する際も、家族葬であるため参列を控えていただくよう伝えるのを忘れないようにしましょう。

 

また、香典や供物、供花、弔電への対応についてはご遺族で話し合い、辞退する場合はこの段階で相手に伝えておきます。

香典を受け取ると返礼品の手配が必要になるため、家族葬においては辞退するケースも多いです。

葬儀社との打ち合わせ・葬儀準備

葬儀の打ち合わせは、葬儀社と喪主が中心になって行います。

決めなければならないことは、大きく以下の3つです。

  1. 葬儀を行う場所、日程
  2. 葬儀のプラン(型式・内容)
  3. 費用

 

菩提寺(ぼだいじ)がある場合には、住職に連絡を取り、葬儀の日時を決めていきます。

葬儀のプランや内容、予算などについては葬儀社とよく話し合い、しっかりと希望も伝えるようにしましょう。

 

また、この段階で、遺影に使う写真の選定と死亡届の提出も行います。

医師による死亡診断書と死亡届を役所に提出し、火葬許可証を発行してもらわなければ、ご遺体の火葬はできません。

納棺

納棺とは、ご遺体を棺に納める儀式のことです。

型式的にご遺族が手伝うこともありますが、基本的には葬儀社が全て行います。

この時ご遺族は、故人の愛用していたものや好きだったものなど、故人の棺に入れるものを用意しておいてください。

家族葬2日目の流れ

家族葬2日目は、通夜を執り行います。

詳しい流れについて確認していきましょう。

通夜

夜通し明かりを絶やさずに故人を見守る儀式として行われてきた通夜は、現代では簡略化され、夕刻から2〜3時間行うのが一般的です。

家族葬の場合は、通夜を行わず、葬式・告別式のみの1日葬を選択する方もいます。

 

また、通夜や葬儀・告別式では、式の前や後に僧侶にお布施を渡すことになりますが、そのタイミングは場合によって異なります。

事前に葬儀社の担当者に確認しておくようにしてください。

 

それでは、通夜の流れを見ていきましょう。

■参列者受付

通夜の受付では、参列者を出迎え、芳名帳の記入や香典・返礼品の受け渡しなどを行います。

この役割は、故人のご家族以外の人が担うのが一般的ですが、場合によってはご家族が行うことも、また受付自体を省略することもあります。

香典や供物・供花、弔電などのやり取りについては対応を統一し、「一部の人の香典は受け取ったのに、一部の人はお断りした」というようなことのないよう気をつけてください。

■読経・焼香・説法

通夜の開式が案内されたら、僧侶が入場し、読経が始まります。

その後、進行役の指示に従って、焼香に移ります。

焼香を行う際には喪主から始め、家族、親族、親しい友人と、血縁順に進めていきます。

焼香のマナーは宗派によっても異なるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

読経・焼香後には、僧侶による説法が行われます。

■喪主挨拶

僧侶が退場した後には、喪主挨拶が行われます。

通夜振る舞いを行う場合には、その案内もこの時に行います。

ただし、家族葬の場合は挨拶を省略するケースも少なくはありません。

通夜振る舞い

通夜の後には、僧侶・参列者へのお礼や故人を偲ぶ想いを込め、通夜振る舞いと呼ばれる食事会が開かれます。

料理などの手配は葬儀社のスタッフが行うため、ご遺族が何か用意しなければならないということはありません。

家族葬で、参列者がごく身近な人だけの場合には、通夜振る舞いを行わないこともあります。

棺守り

通夜を行った夜には、明かりを絶やさず棺を見守る棺守りという慣習があります。

しかし、棺守りは近年ではあまり行われず、ご家族や参列者はご自宅やホテルに泊まることが多くなっています。

家族葬3日目の流れ

家族葬3日目には、葬儀・告別式と火葬、法要などが行われます。

葬儀・告別式

葬儀・告別式の開始時刻は、火葬時間から逆算して設定されるのが一般的です。

1時間半〜2時間程度行われることを踏まえ、火葬場との距離も鑑みて、開始時刻を決める必要があります。

■参列者受付

葬儀・告別式の参列者受付の対応は、通夜と同様です。

ただし、通夜で香典を受け取った参列者からは、葬儀・告別式でも香典を受け取ることはしません。

■読経・焼香

開式の案内が行われたら、着席し、僧侶の入場を待ちます。

通夜と同じく、読経、焼香が行われます。

■弔辞・弔電の奉読

弔辞・弔電がある場合には、葬儀社のスタッフや進行役による奉読が行われます。

家族葬の場合、弔辞・弔電の奉読が行われることはあまりありません。

■お花入れ・お別れの儀

僧侶が退場した後、参列者が故人の棺の中にお花や思い出の品などを入れ、対面での最後のお別れを行います。

喪主挨拶・出棺

喪主挨拶後、出棺が行われます。

棺が霊きゅう車に乗せられたら、参列者も火葬場へと移動します。

この時、ご家族は霊きゅう車で、他の参列者は自家用車や手配したマイクロバスなどで移動することになります。

火葬・お骨上げ

火葬場に到着したら、炉の前で故人とお別れをした後、火葬が行われます。

炉の前で、僧侶により短いお経が読まれたり、参列者が焼香を行ったりすることもあります。

火葬には1〜2時間程度要するので、ご家族や他の参列者は火葬場の控室で待ち、火葬が終われば、お骨を骨壷に納める「お骨上げ」を行います。

最後に、火葬場のスタッフから「埋葬許可証」を受け取るのを忘れないようにしてください。

法要

葬儀会場に戻ったら、還骨法要・初七日法要を行います。

初七日法要は本来故人が亡くなってから7日目に行うものですが、繰り上げてこのタイミングで行われることが多いです。

精進落とし・解散

法要の後は、精進落としの食事会が行われます。

食事が終わったら、参列者に引き出物を渡し、解散します。

精進落としは、家族葬の場合省略されることもあります。

行うかどうかは、スケジュールや参列者の負担を考えながら決めるようにしてください。

 

家族葬の特徴やメリット・デメリットなどについては、「家族葬とは?特徴や流れ、メリット・デメリットを詳しく解説!」でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

家族葬の流れで、家族がすべきこととは

白い花と数珠

家族葬では、専門的なことはほとんど葬儀社が行いますが、中にはご家族が行わなければならないこともあります。

ここでは、前章でご紹介した流れの中から、家族葬を執り行うにあたってご家族が行わなくてはならないことと、そのタイミングをまとめました。

【ご臨終後すぐ】

  • 喪主を決める
  • 葬儀社へ寝台車の手配を行う
  • 香典、供物・供花、弔電への対応を決める
  • 亡くなった旨、家族葬を行う旨を近親者に連絡する

【葬儀の打ち合わせ時】

  • 菩提寺への連絡
  • 家族葬を行う場所や内容を決める
  • 遺影の写真を選ぶ
  • 死亡届を提出する

【納棺前までに】

  • 故人の棺に入れるものを選ぶ

【通夜・葬儀・告別式までに】

  • お布施の準備
  • 香典や供物・供花のお返し、弔電のお礼状の用意

【火葬後】

  • 埋葬許可証の受け取り

 

他にも、場合によっては通夜や告別式の受付をすることもあります。

ご家族の葬儀に慣れているという方はいません。

何をすべきか迷ったら、慌てず、葬儀社の担当者に相談するようにしてください。

また、葬儀のマナーなどについても、葬儀の専門知識を持つ葬儀社に聞いておくと安心です。

家族葬の流れを把握して、安心のご葬儀を

家族葬は、近親者のみで行う小規模な葬儀のことです。

その流れは、一般的な葬儀と変わらず、葬儀の準備、通夜、葬儀・告別式、火葬といった流れで進められていきます。

 

ただし、家族葬の場合は、受付や通夜振る舞い・精進落としなどの食事会など、一部の儀式を省略することも珍しくはありません。

家族葬にあたってご遺族は多くの役割を担うことになるので、その負担を考えながら、無理のない内容の葬儀になるよう葬儀社とよく相談することが大切です。

 

近くて小さい家族葬では、24時間365日お電話でのお問い合わせに対応しております。

事前の無料相談も承っておりますので、お力になれることがあれば、いつでもお問い合わせください。

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